会員チャージ制(チャージ残高)
別名:チャージカード · チャージ残高 · プリペイドチャージ · 会員カードチャージ
お客様が一度にまとまった金額を前払いして「チャージ残高」とし、以降の利用ごとにその残高から直接引き落とす仕組み。「N円チャージでM円プレゼント」といった上乗せ特典とセットになることが多い(例:10,000 チャージで 1,000 プレゼント、合計 11,000 が利用可能)。回数券と違い、チャージ残高は特定のサービスに紐づかず、あらゆるメニューに自由に使える。
完全な定義
会員チャージ制とは、お客様が一度にまとまった金額を前払いし、それを繰り返し引き落とせる「チャージ残高(チャージ金)」に変える仕組みです。以降はフェイシャル、ネイル、スキンケア商品の購入など、どれもこの残高から引き落とし、足りなくなったらまたチャージします。最大の特徴は「柔軟さ」で、残高はどの単一サービスにも縛られず、メニューをまたいで共通して使えます。前払いを促すために、店舗は「N円チャージでM円プレゼント」という上乗せ特典をよく付けます。たとえば 10,000 チャージで 1,000 多くもらえ、実際には 11,000 分の枠が手に入り、いわば1〜2割引で将来の利用を確保できるわけです。混同しやすい3つをはっきり区別しておきましょう:(1) チャージ金=自由に引き落とせる柔軟な残高;(2) 回数券=「ある特定サービスの N 回分」を前払いで紐づけたもの。たとえば「保湿ケア 10 回」で、そのサービスにしか使えない;(3) クーポン(金券)=固定額・用途限定の割引券で、1枚使うごとに減る。3つともいずれも前受けの性質ですが、引き落としの自由度と紐づけ方はまったく異なります。
なぜこの概念が存在するのか
チャージ制はまとまったキャッシュフローを一度に確保でき、お客様を自店につなぎ止める効果もあります——残高を使い切っていないうちは、お客様も他店に流れにくくなるからです。しかし、つい踏みやすい記帳の落とし穴が潜んでいます。多くの店舗は、お客様が「チャージした」その瞬間に、全額を売上や収益として計上してしまうのです。問題は、このお金はお客様がまだ実際に使っておらず、あなたもまだ実際にサービスを提供していないこと。つまり「まだ稼いでいないお金」を、稼いだものとして先に計上してしまっているわけです。結果は2つ。1つは月の売上が水増しされて膨らみ、数字を見て儲かっていると勘違いするものの、実態は前受金にすぎないこと。もう1つは、歩合も「チャージ額」で計算してしまうと、まだ着地していない利用に対してスタッフが先に歩合を受け取り、後からお客様が分割で来店して消費する頃には、すでに歩合を払いすぎていること。さらに「N円チャージでM円プレゼント」の特典分まで売上に含めると、膨張はいっそうひどくなります。ですからチャージ制が使いやすいかどうかの鍵は、お金を貯められるかどうかではなく、「いつ売上として計上するか」にあります。
MeiYe Zhan ではどう扱うか
チャージ制が使いやすいかどうかの鍵は「いつ計上するか」にあり、これこそ MeiYe Zhan が一貫して守る記帳原則——売上は現金に従う(Option A)——そのものです:(1) チャージ入金=前受け、売上に計上しない——お客様がチャージしたその瞬間は「お金をあなたのところに先に置いた」だけで、まだ消費していないため、その月の売上や歩合の基準に計上すべきではありません;(2) 引き落としの時点ではじめて計上する——お客様が実際に来店して消費し、残高から引き落とされたそのときに、その分を売上と歩合に計上します。金額も、お客様が実際に支払った現金の部分だけを計上します;(3) プレゼントしたチャージ金は値引きとして扱う——「N円チャージでM円プレゼント」のプレゼント分は、お客様に還元する値引きなので、引き落とし時に売上へ含めず、「受け取っていないお金」での水増しを避けます。MeiYe Zhan では、回数券がこの原則を具体的に形にしたものです:あるサービスの固定回数を前払いで紐づけ、1回実行するごとに、その回分として按分された売上を1回だけ計上します。支払いきれていない部分は先に未収として記録し、受け取ってから計上します。「入金は前受けにすぎず、消費して引き落としたときにはじめて計上する」というこの原則を押さえておけば、どんな前払いの方式を使っても、売上も歩合も前倒しで計上されることはなく、まだ稼いでいないお金に対して先に歩合を払うこともありません。
具体例
お客様 A が「10,000 チャージで 1,000 プレゼント」キャンペーンに参加し、10,000 を支払って 11,000 の利用可能残高を得たとします。チャージ当日:店舗は 10,000 の現金を受け取ります(これは前受金なので、まだ売上に計上せず、スタッフも歩合をまだ受け取りません)。1か月後、A がフェイシャルに来店し、この利用は定価 2,000、残高から 2,000 を引き落として残高は 9,000 になります。計上のタイミングはここです:引き落とされたこの 2,000 を、はじめてその日の売上として計上し、担当したスタッフもこの日に 2,000 をもとに歩合を計算します。このうち、当初 1,000 をプレゼントしていたため、この値引きは還元とみなして売上に含めません。したがって、残高が 11,000 まで引き落とせるとしても、全期間で実際に計上される売上の合計は、お客様が本当に支払った 10,000 にしか対応せず、多くも少なくもなりません。店舗にとっては、現金は一度に手に入る一方、売上は来店ごとに分割で着地するため、帳簿が水増しされることもなく、まだ稼いでいないお金に対して先に歩合を払うこともありません。
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